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共同通信
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【ニューヨーク共同】米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は4日までに、南部オクラホマ州の少年(13)が人気ゲーム「テトリス」で、処理能力を超える点数をたたき出して「攻略した」と報じた。過去には人工知能(AI)でしか起きたことはなく、世界で初の偉業とみられるという。
少年はウィリス・ギブソンさん。任天堂の家庭用テレビゲーム機の米国版でプレーし、点数が表示できる最高の「99万9999点」に到達して画面が固まった。
テトリスでは長年、ブロックの動きが速くなりすぎてレベル29が限界だと思われてきた。だが近年その限界を超える若者が増え、ギブソンさんが攻略した際はレベル157に達していた。
ユーチューブに投稿された動画では、ギブソンさんは画面が静止したことに気付くと「何てことだ!」と何度も繰り返し、「指の感覚がない」とつぶやいた。2021年にテトリスを本格的に始め、夢は世界大会で優勝することで、昨年10月に参加したときは3位だったという。