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共同通信
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北九州市の小倉駅近くで35店舗ほどが焼けた火災で、焼損した街区を東西に貫く飲食店街「鳥町食道街」の22店舗全てが被害に遭ったとみられることが4日、市消防局の調査で分かった。2022年に市内の旦過市場一帯で大規模火災が2度発生し、市は対策を強化。旦過市場と同様に木造店舗が多い鳥町食道街について、消防局は直前に防火指導をしていた。
消防局によると、全長約60メートルに及ぶ食道街の細い路地の両側に立ち並ぶ飲食店が激しく焼損。周囲は耐火性能の高いビルなどに囲まれ、延焼は街区内で阻止された。通りの中央付近にある店が火元とみられ、消防局や福岡県警が詳しく調べる。