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共同通信
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レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラの指導者ナスララ師は5日、テレビ演説し、首都ベイルートで2日に無人機でイスラム組織ハマス政治部門幹部らが殺害されたことに関して、イスラエルに報復すると警告した。イスラエルとレバノンの国境でヒズボラとイスラエル軍の交戦が続いているが、戦闘が激しさを増す可能性がある。
ヒズボラは、イスラエルがハマス政治部門幹部らを殺害したと訴えている。ナスララ師は、レバノンを危険にさらしたとし「黙っているわけにはいかない」と述べた。
イスラエル軍報道官は、軍が5日にヒズボラの拠点を空爆したと述べた。ヒズボラからイスラエルに対してロケット弾攻撃があり、迎撃したほか、一部は人がいない地域に着弾したという。報道官は、ヒズボラとの交戦について十分に準備していると強調した。
パレスチナ自治区ガザに関して報道官は、北部、中部、南部の「全域で戦闘を続けている」と述べた。