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共同通信
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【ワシントン共同】日米韓高官はワシントンで5日、初の「インド太平洋対話」を開き、中国や北朝鮮への対応を協議した。南シナ海で不法な海洋権益主張を続ける中国は危険だとし、台湾海峡の安定が国際社会の平和に不可欠だとの認識を再確認。北朝鮮による核・ミサイル開発やロシアとの軍事協力拡大、人権侵害を非難した。米国務省が6日発表した。
インド太平洋対話は、日米韓首脳が昨年8月に米大統領山荘キャンプデービッドで開いた会談で新設に合意していた。日本の河辺賢裕・外務省総合外交政策局長、米国のクリテンブリンク国務次官補、韓国の鄭炳元・外務次官補が出席した。対話は毎年開く方針。