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共同通信
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気象庁は7日、石川県志賀町で6日夜に震度6弱を観測した地震について記者会見し、周囲に震度4以上を観測した地点がなかったため、地震計に異常がないかどうか調査する方針を示した。一方、揺れの波形が地震の特徴を示しており、鎌谷紀子地震津波監視課長は「震度6弱を観測した可能性が高い」とも述べた。
地震は6日午後11時20分に発生。震源地は能登半島沖で震源の深さは5キロ。志賀町以外は震度3以下だった。
気象庁は、観測点近くで震源の浅い地震が起きた場合は、このような揺れが起きる可能性があるとしている。
気象庁によると、志賀町での揺れは2~3秒で、時間が短く人が体感しにくかったことも考えられるという。