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共同通信
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【キーウ共同】上川陽子外相は7日、訪問先のウクライナの首都キーウ(キエフ)でゼレンスキー大統領と会い、ロシアの侵攻を受ける同国が提唱する和平案「平和の公式」の議論に日本が貢献すると伝えた。会談後、上川氏が記者団に明らかにした。「ウクライナ側による公正かつ永続的な平和実現への貢献を一層強化していく」と語った。
平和の公式は10項目から構成される。上川氏は、項目の一つである原子力の安全に関する分野の作業部会で、日本が共同議長国を務めると説明。2月に東京で開く「日ウクライナ経済復興推進会議」で、10本以上の協力文書に署名できるよう取り組むと強調した。