米議会、歳出総額で合意

Published by
共同通信
米ワシントンの連邦議会議事堂

 【ワシントン共同】米上下両院の指導部は7日、連邦政府の2024会計年度(23年10月~24年9月)予算の歳出総額を1兆5900億ドル(約230兆円)規模とすることで合意した。現行の予算が切れる19日までに予算が成立しなければ政府機関の一部が閉鎖する懸念が出ている。

 バイデン大統領は声明で政府閉鎖回避へ「一歩前進した」と評価した。ただ、下院共和党の保守強硬派は歳出削減を強く求めており、予算案が可決されるかどうかは不透明だ。