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共同通信
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木原稔防衛相は7日、陸上自衛隊習志野演習場(千葉県)で離島奪還を想定した訓練を視察した。隊員への訓示では、能登半島地震と国土防衛の両面に備える構えを強調。「戦後最も厳しく複雑な安全保障環境にある。災害対応との複合的な事態にも備え、国民の命と平和な暮らしを断固守り抜く」と述べた。
訓練は、陸自第1空挺団のパラシュートで降下した隊員が、ヘリなどからの援護射撃を受け、離島を不法占拠した敵を制圧する想定で行われた。米軍のほか、英独など6カ国の軍隊も参加した。
終了後、木原氏は防衛省で記者団から災害対応時に訓練を行う必要性を問われ、地震関連の装備や人員はちゅうちょなく投入していると説明した。