Published by
共同通信
共同通信
【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)のミシェル大統領(48)は今年6月の欧州議会選挙に出馬し、当選した場合は11月末の任期満了を待たずに7月中旬に大統領職を退任する考えを示した。今月6日付のベルギー紙スタンダルトなどのインタビューで述べた。
EU大統領としてロシアによるウクライナ侵攻への対応に当たる中での出馬表明となったことについて「私の後任は(選挙後の)6月下旬か7月上旬に選出される。いずれにせよ2024年の後半は政治的な移行期になる。それが民主主義だ」と説明した。その上で欧州議会議員として「欧州に貢献し続けたい」と強調した。