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共同通信
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【イスラマバード共同】パキスタン最高裁は8日、汚職事件を巡りナワズ・シャリフ元首相の議員資格を生涯にわたって剥奪した2018年の最高裁判断を取り消し、政治への復権を認めた。「法の規定を超え、人権侵害に当たる」と説明した。
シャリフ氏は首相返り咲きのため2月の総選挙への出馬を目指している。選挙管理委員会が立候補届を審査しており、近く出馬の可否が公表される。
首相を3度務めたシャリフ氏は18年、不正資金取得など二つの汚職事件で有罪判決を受け、英国へ事実上亡命。昨年10月に帰国し、控訴審でいずれも無罪を勝ち取った。
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