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共同通信
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自民党の麻生太郎副総裁は8日、福岡県直方市での国政報告会で、党派閥の政治資金パーティー裏金事件に関し「派閥の話であるとは言え、党の中で起きた話だ。対応を改めていかなければならない」と述べた。党内に新設される政治刷新本部の顧問に就くことに触れ「皆さまの信頼を回復し、引き続き政権を担っていく」と強調した。
国際情勢に関し、台湾海峡を巡る緊張が高まっているとの認識を表明。台湾有事の際の邦人退避に言及し「台湾に戦っておいてもらわなければ、邦人を無事に救出することは難しい」と指摘した。
麻生氏は現在83歳。「今しばらくお国のために働く」と健在ぶりをアピールした。