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共同通信
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【ワシントン共同】オースティン米国防長官(70)が自身の入院をバイデン大統領側に伝えていなかった問題で、国防総省のライダー報道官は8日、記者団にオースティン氏の辞任を否定した。「職務遂行に集中している」と述べた。大統領や議会を含めた情報伝達手続きの改善に向け検証しているとも述べ、透明性を欠いたことを謝罪した。
国防総省の対応については、民主、共和両党から疑問や懸念の声が上がっているが、国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は、バイデン氏がオースティン氏を更迭する予定はないと話した。ジャンピエール大統領報道官もバイデン氏が「完全に信頼している」と語った。