Published by
共同通信
共同通信
【ラスベガス共同】ドイツのフォルクスワーゲン(VW)は8日、自動車に対話型人工知能(AI)「チャットGPT」の機能を導入すると発表した。今年4月以降に電気自動車(EV)や小型スポーツタイプ多目的車(SUV)「ティグアン」、乗用車「ゴルフ」などに採用する。話しかけるだけでエアコンを調整したり、一般的な質問に音声で答えたりできる。
米ラスベガスで開いた家電IT見本市「CES」のメディア向けイベントで公開した。デモでは「寒い」と話しかけると車内温度を上げたり、「薬が必要だ」と言うと画面に近くの薬局を表示したりした。「恐竜の話を教えて」との質問にも音声で答えた。