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共同通信
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【ラスベガス共同】世界最大級の家電IT見本市「CES」が9日、米ラスベガスで開幕した。対話型人工知能(AI)「チャットGPT」の流行を背景にAIを活用した家電や自動車、サービスの展示が相次ぎ、生活のあらゆる場面にAIが浸透する未来を感じさせた。日本を含め世界各地から4千超の企業・団体が出展し、主催者は12日までに13万人の来場を見込む。
韓国LG電子は家の中を動いて見回り、スマート家電を操作できる対話型の小型AIロボットを公開した。ドイツのフォルクスワーゲン(VW)は車にチャットGPTを搭載し、会話でエアコンやカーナビの操作が簡単にできる機能を発表。メルセデス・ベンツグループも音声アシスタントを生成AIで強化すると明らかにした。
NECは顔認識技術を使い、AIが脈拍や呼吸数といった健康状態を計測してくれるサービスを紹介した。韓国サムスン電子が披露した冷蔵庫は内蔵カメラで出し入れする食材を把握し、AIを駆使してレシピを提案する機能を備えた。