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共同通信
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のとじま水族館(石川県七尾市)は9日、ジンベエザメ1頭が死んだと発表した。能登半島地震の影響で機器が故障し、水温が下がったり水質が悪化したりしたことが原因とみられる。
死んだのはオスの「ハチベエ」。地震の後、水槽の水位が半分以下になった。水を加えるなどして水位が上昇したが、水温が通常より低い状態が続いた。また、ろ過設備が停止し水質が悪化、濁って中の様子がよく見えないほどになった。7日昼頃から泳ぐ姿が確認できず、9日午前11時50分、死んでいるのを確認した。
もう1頭のメスの「ハク」も元気がない様子で、他館に移送するかどうか検討している。