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共同通信
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石川県で最大震度7を観測した能登半島地震は9日、発生から9日目を迎え、午後2時現在、死者は202人になった。連絡の取れない安否不明者は102人。地震直後の火災で全域が焼失した輪島市の観光地「輪島朝市」では、約100人態勢の大規模捜索が行われた。県警は今後数日間実施するとしている。
道路の寸断や雪による路面状況の悪化で支援に影響が出ており、依然として約3300人が孤立状態にある。水や電気など、ライフラインが復旧する見通しも立っていない。被災地で活動する自衛隊員は、約6100人から約6300人へとさらに増強された。
死者数は自治体別に輪島市81人、珠洲市91人、穴水町20人、七尾市5人、志賀町2人、能登町2人、羽咋市1人。