侵攻の行方「今年が決定的な年」

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共同通信
10日、リトアニアの首都ビリニュスで、ナウセーダ大統領(左)と式典に参加したウクライナのゼレンスキー大統領(ロイター=共同)

 【ベルリン、キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は10日、リトアニアの首都ビリニュスを訪問し、同国のナウセーダ大統領と会談した。ゼレンスキー氏は会談後の記者会見で「ウクライナと同盟国にとって、今年が(侵攻の行方を左右する)決定的な年になる」と訴えた。リトアニアと新たな軍事支援でも合意した。欧米メディアが報じた。

 ゼレンスキー氏はロシアによる最近の空爆を受け「防空システムが最も欠けている」と強調した。ウクライナが目指す北大西洋条約機構(NATO)加盟については、今年7月に米ワシントンで開かれるNATO首脳会議で加盟に向けた「具体的な一歩を踏み出したい」と述べた。