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共同通信
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日本自動車輸入組合が11日発表した2023年の外国メーカーの電気自動車(EV)の新車輸入販売台数は、前年比59.6%増の2万2890台と大幅に伸びた。2万台を超えるのは初めて。EV市場で海外勢が存在感を見せつけた。
22年に1万台規模に乗せたばかりで急な伸びが続いた。外国メーカーの輸入車全体に占めるEVの比率は9.2%と過去最高となった。
米EV大手テスラや中国の比亜迪(BYD)、ドイツのメルセデス・ベンツグループなどが販売をけん引し、全体を押し上げた。
輸入組合の担当者は「日本メーカーのEVラインアップが不足する中で、外国メーカーは多様な選択肢を提供できている」と指摘した。