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共同通信
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【サンパウロ共同】南米アルゼンチンの国家統計院は11日、2023年12月のインフレ率が前年同月比211.4%に上ったと発表した。地元メディアによると約30年ぶりの高い水準。経済危機が長期化している同国では、12月に通貨の米ドル化などを掲げたミレイ大統領が就任したばかりで、危機脱却に向けた手腕が問われている。
IMFは今月10日、ミレイ政権による財政健全化など改革策を評価し、政府と事務レベルで6800億円の支援を行うことで合意したと明らかにした。23年12月の前月比のインフレ率は25.5%。11月の12.8%を上回った形だが、ミレイ氏は地元ラジオ局の取材に「大きな成功」と誇った。