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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、国外にいる動員対象年齢のウクライナ人男性について、ウクライナに戻って国を支えるべきだとの考えを示した。訪問先エストニアでのカラス首相との共同記者会見で「前線にもおらず、税金も払わず、違法に国を離れているとしたら問題だ」と述べ、動員逃れの越境を問題視した。
ウクライナは18~60歳の男性の出国を原則として禁じ、徴兵に備えるよう義務付けている。
ゼレンスキー氏は侵攻後、ロシアに占領された地域の半分をウクライナが奪還したと強調した上で「この間に違法に国境を越えた人々がいる」と指摘。