Published by
共同通信
共同通信
羽田空港の航空機衝突事故を受け、海上保安庁が羽田航空基地の航空機の運用を停止したことが11日、海保への取材で分かった。隊員の心のケアや、安全体制の再確認などを進めるための措置で、再開時期は未定。
海保によると、羽田基地には固定翼機4機とヘリ2機が所属。事故があった2日から運用を停止した。固定翼機のうち1機は事故で炎上したボンバルディアDHC8―300型「みずなぎ1号」。4日には駐機していた別のジェット機が作業車両に接触され損傷した。
残り2機は定期点検中で、うち1機は近日中に整備が終わる見通し。ヘリ2機は機体に問題はないが、隊員のケアなどに万全を期すため運用停止を決めた。