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共同通信
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沖縄県の玉城デニー知事は11日、京都市内の大学で講演し、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に向け、10日に軟弱地盤がある大浦湾側の難工事に着手した政府を批判した。政府は移設完了まで約12年を見込むものの、玉城氏は「絶対にできないと思っている」と指摘。辺野古移設の推進は結果として普天間の固定化を招き、危険除去にはつながらないとの認識を示した。
同時に「辺野古は本当に唯一の選択肢なのか」と提起し、政府に別の移設先を模索するよう求めた。ただ具体的な移設先には言及しなかった。
政府は大浦湾側の工事に着手するため、法廷闘争を経て、地盤改良工事の設計変更を代執行した。