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共同通信
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【ニューヨーク共同】11日の欧米外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=146円41銭と1カ月ぶりの円安ドル高水準を付けた。
朝方発表された昨年12月の米消費者物価指数(CPI)の前年同月比上昇率が市場予想を上回り、米長期金利が一時上昇。日米金利差の拡大が意識され、円売りドル買いが優勢となった。
その後は米長期金利の低下に伴って円が買い戻され、ニューヨーク外国為替市場の円相場は午後5時現在、前日比52銭円高ドル安の1ドル=145円20~30銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1.0968~78ドル、159円34~44銭。