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共同通信
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【ニューヨーク共同】11日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比15.29ドル高の3万7711.02ドルで取引を終えた。米長期金利が低下したことが好感されて買い注文が優勢となり、一時は3万7801.90ドルと取引時間中の最高値を付けた。
この日発表された昨年12月の米消費者物価指数(CPI)の前年同月比上昇率は市場予想を上回った。このため米連邦準備制度理事会(FRB)が早期に利下げに踏み切るとの見方が後退し、ダウ平均の上値を抑えた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は5営業日続伸し、0.54ポイント高の1万4970.19。