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共同通信
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【ロンドン共同】米英両軍がイエメンの親イラン武装組織フーシ派支配地域の拠点を攻撃したことを受け、12日の原油先物相場は前日比で一時4%超急騰した。中東情勢の悪化に伴い安定供給への懸念が高まった。
12日のニューヨーク原油先物相場では、指標の米国産標準油種(WTI)が一時1バレル=75ドル台に上昇。北海ブレント原油先物も一時80ドル台に急伸した。
フーシ派はパレスチナ自治区ガザに侵攻するイスラエルを敵視し、紅海を航行する商船への攻撃を続けている。中東には産油国が集中し、紅海はアジアと欧州を結ぶ重要な水路を担う。