全国初「再構築協」設置決まる

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共同通信
備後庄原駅付近を走行するJR芸備線の車両=広島県庄原市

 岡山、広島両県にまたがるJR芸備線の利用が低迷する区間について、国土交通省中国運輸局は12日、地元自治体やJR西日本などと存廃を話し合う「再構築協議会」の設置を決めたと発表した。ローカル鉄道見直しに向け昨年10月に導入された新制度に基づく初の設置となる。2023年度中の初会合開催へ日程を調整している。

 再構築協議会は自治体か鉄道事業者の要請に基づき国が設置する。鉄道を存続させて利用促進策を講じるか、廃止してバスに転換するかなどについて3年以内をめどに結論を出す。いずれの場合も国が財政支援する。