タクシーでひき逃げ疑い

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共同通信
警視庁

 タクシーで歩行者をはねてそのまま走り去り、死亡させたとして、警視庁目白署は13日、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、運転手の座波清孝容疑者(77)=東京都国立市矢川=を逮捕した。

 署によると、容疑を認め「客を乗せていて、送り届けるのを優先した」との趣旨の説明をしている。

 逮捕容疑は13日午前1時50分ごろ、東京都豊島区内の都道を走行中、福井県小浜市の会社員大村武生さん(49)をはね、救護や通報をせずに逃走した疑い。大村さんは後続車にもひかれ、搬送先の病院で死亡が確認された。

 隣の車線を車で走行していた男性の目撃情報などから座波容疑者が浮上した。