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共同通信
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【ワシントン共同】米紙ニューヨーク・タイムズは13日、米軍主導で実施したイエメンの親イラン武装組織フーシ派に対する攻撃で、フーシ派の武力の大半をそぐことができなかったと伝えた。米政府当局者は、今回の攻撃対象の9割を損壊したものの、可搬式の兵器を中心に相当数が無傷のままだと分析。フーシ派の武力の7~8割は維持されているとみている。
米欧の情報機関は近年、フーシ派の指揮系統や弾薬庫、無人機とミサイルの製造施設の位置などの解析に力を割いてこなかったという。
反イスラエルを掲げるフーシ派は、パレスチナ自治区ガザでイスラエル軍と戦闘を続けるイスラム組織ハマスへの連帯を表明している。