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共同通信
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【ダボス共同】ウクライナが提唱する和平案「平和の公式」を巡りスイス・ダボスで14日開かれた高官級会合には80以上の国・機関が参加したが、ロシアに影響力を持つ中国は昨年10月の前回に続いて代表を送らなかった。共同議長のウクライナのイエルマーク大統領府長官は会合後の記者会見で、ウクライナの招待を中国が受け入れなかったと明らかにした。
外交・安全保障担当の高官級会合は4回目。参加国は回を重ねるごとに増えているものの、中国の不在が暗い影を落とした。ウクライナが目指している首脳級会合の開催も道筋を付けられなかった。
会合にはインドやブラジル、南アフリカ、サウジアラビアなどが参加した。