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共同通信
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NHKのニュース番組のキャスターを務めたジャーナリストの平野次郎(ひらの・じろう)さんが12日午後0時33分、肺炎のため東京都の病院で死去した。83歳。東京都出身。葬儀は近親者で行った。喪主は妻公子(きみこ)さん。
米コーネル大大学院留学後、1965年にNHKに入局した。ワシントン特派員などを経てニュース番組のキャスターに就任。88年から「ニュース・トゥデー」のアンカーマンを務めた。国際情勢に詳しく、軽快な語り口でニュースを分かりやすく伝え、個性的なキャスターの一翼を担った。
ヨーロッパ総局長、解説主幹などを歴任し、2004年退局。学習院女子大特別専任教授を務めた。