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共同通信
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JR西日本は15日、能登半島地震で線路のゆがみなどが確認され、運転を見合わせていたJR七尾線の高松(石川県かほく市)―和倉温泉(七尾市)間のうち、高松―羽咋間で普通列車の運転を再開した。上下線で本数を減らして、速度を落として運行する。
羽咋駅から金沢行きの列車に乗った千葉県習志野市のパート上野尻照美さん(71)は、中能登町で1人暮らしをする姉の家を訪れていたという。「元気な姉の姿を見て安心して帰れます」と笑顔で話した。
JR西によると、七尾線の羽咋―七尾間は22日以降の運転再開を目指し、復旧作業を急いでいる。線路設備の損傷が大きい七尾―和倉温泉間は復旧の見込みが立っていない。