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共同通信
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【北京共同】中国国家統計局は17日、2023年末の中国の総人口(台湾や香港、マカオを除く)が前年末と比べ208万人減り、14億967万人になったと発表した。減少は2年連続。出生率も過去最低で、少子高齢化が加速した。
22年末の人口は、1961年以来61年ぶりに減り、中国は人口減少の時代に突入していた。2022年は前年比85万人減だったが、人口の減少幅が拡大した。
国家統計局の発表によると、23年の出生数は902万人だった。22年の出生数は956万人で、中国メディアによると建国翌年の1950年以来、初めて1千万人を下回っていたが、さらに減少した。