Published by
共同通信
共同通信
国土交通省は16日、能登半島地震の津波被害の詳細を明らかにした。浸水範囲は石川県珠洲市が128ヘクタール、能登町が63ヘクタール、志賀町が2ヘクタールとなり、3市町で計193ヘクタールに上った。珠洲市では海岸線から300メートル以上の内陸まで津波が到達。地面から4メートル程度の高さまで津波の痕跡が確認された地点もあった。
国交省によると、珠洲市と能登町のある半島北東部に被害が集中しており、多数の住宅倒壊や道路の流失が見られた。一方、最大規模の津波を想定して2017年に設定された浸水ハザードマップの範囲内に収まっていることも確認した。