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共同通信
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【ニューヨーク共同】米格安航空会社(LCC)のジェットブルー航空が同業のスピリット航空を買収する計画について米東部マサチューセッツ州の連邦地裁は16日、競争が働きにくくなり、運賃上昇につながる恐れがあるとして認めないとの判断を下した。欧米メディアが伝えた。
米司法省が昨年、買収は利用者の不利益になるとして差し止めを求める訴訟を起こしていた。買収計画について両社は「低運賃と優れたサービスを提供することで競争と選択肢を広げる最良の機会になると確信している」との声明を出しており、控訴を検討するとみられる。
ジェットブルーは2022年7月にスピリットを38億ドルで買収すると発表した。