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共同通信
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ジェネリック医薬品(後発薬)大手の沢井製薬の親会社サワイグループホールディングス(HD)は17日、後発薬を手がける米子会社を、台湾の医薬品メーカーに譲渡すると発表した。品質向上に注力するとともに、日本市場に経営資源を集中させる。米国事業からは撤退となる。
サワイグループHDは、米子会社の株式80%を3月末に約227億円で譲渡するなど、最大で約300億円を受け取る予定。子会社の株式20%を保有していた住友商事も同様に売却する。サワイグループHDは、2017年に米国市場に進出したが、競合他社の増加や価格競争の激化で業績が悪化していた。