ソウル警察トップを在宅起訴

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共同通信
昨年9月、ソウル市役所での行事に出席したソウル警察庁の金光浩長官(聯合=共同)

 【ソウル共同】日本人2人を含む159人が死亡した2022年の韓国ソウルの繁華街、梨泰院の雑踏事故で、検察は19日、業務上過失致死傷の罪でソウル警察庁の金光浩長官を在宅起訴した。韓国メディアが報じた。

 地元警察署長や区長は既に起訴され公判中。これまでで最高位の警察当局者の起訴となった。遺族会は「尹錫悦大統領は今すぐ金長官を解任しろ」との声明を出した。

 検察によると、ハロウィーンで大勢の人が集まり事故が起こる危険性を予見しながら必要な人員を配置せず、死傷者の拡大を招いたとしている。

 ソウル警察庁で緊急通報に対処する部署の当直責任者だった柳美真・元人事教育課長らも在宅起訴した。