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共同通信
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東京都足立区の住宅で見つかった住人夫婦の遺体は、1階洗面所床下の収納スペースと地面の間で見つかっていたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。遺体はそれぞれ服を着ており、シートにくるまれた状態で並べられていた。警視庁千住署捜査本部は、死体遺棄容疑で逮捕した女が死亡の経緯を知っているとみて調べる。
女はフィリピン国籍のモラレス・ヘイゼル・アン・バギシャ容疑者で「私は知りません」と容疑を否認。夫婦の30代長男の元交際相手で、金銭トラブルがあったとみられる。他にも事件に関与した人物がいるとみている。
住宅1階には洗面所や玄関付近など複数箇所に血痕があり、拭き取ったような形跡があった。