Published by
共同通信
共同通信
独立行政法人地域医療機能推進機構は19日、人吉医療センター(熊本県人吉市)の忘年会で、横に伸ばした腕で首付近をたたくプロレス技のラリアットを職員にかけてけがを負わせたなどとして、同センターの木村正美院長を戒告の懲戒処分とした。機構によると、木村院長は22日に辞職する。処分は18日付。
機構によると、木村院長は2016年12月にあった忘年会で、職員の首に背後から腕をぶつけ、頸椎を捻挫させた。23年2月には複数の職員に対し、負傷したのとは別の職員の辞職を巡り「君のせいだ」と発言するパワハラ行為もあった。聞き取りに対し、いずれの行為も否定した。
木村院長は2005年から現職。