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共同通信
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【ワシントン共同】米国の北朝鮮担当特別代表を務めてきたソン・キム氏が19日までに退任した。米政府によると、ジュン・パク国務副次官補が後任となる見通し。キム氏は既に米国務省を退職し、韓国の現代自動車で顧問に就いている。
パク氏は中央情報局(CIA)の北朝鮮分析官やブルッキングズ研究所の上席研究員を経て国務省入り。18日にソウルで開かれた日米韓3カ国の高官協議に参加した。
キム氏は北朝鮮核問題を巡る6カ国協議の担当特使や韓国系初の駐韓米大使を経て、2014~16年に北朝鮮担当特別代表。21年から再び特別代表となり、駐インドネシア大使と兼務していた。