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共同通信
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東京都足立区の住宅で床下から住人夫婦の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕されたフィリピン国籍のモラレス・ヘイゼル・アン・バギシャ容疑者(30)が、自宅マンションで捨てたごみに何者かの血痕が付いていたことが19日、捜査関係者への取材で分かった。夫婦の30代長男の元交際相手で、金銭トラブルがあったとみられることも判明した。
警視庁千住署捜査本部はごみに付いた血痕の鑑定を進める。モラレス容疑者が死亡の経緯を知っているとみて調べる。
夫婦は自営業高橋徳弘さん(55)と妻希美江さん(52)。夫婦の遺体にあった刺されたような傷はいずれも体の前部に集中していたことも分かった。