Published by
共同通信
共同通信
ウクライナ侵攻のためロシア軍に動員された兵士の妻らが20日、3月の大統領選で通算5選を目指すプーチン大統領の選挙対策本部を訪れ、帰還を求める請願書を出した。独立系メディア「バージヌイエ・イストリイ」が伝えた。
帰還要求運動「プーチ・ダモイ(家路)」で中心的役割を担うマリア・アンドレーエワさんはモスクワの選対本部で、動員解除の法令にプーチン氏が署名するよう要求。夫が動員された後、幼い娘の言語発達が止まったと窮状を訴えた。
妻らは20日、クレムリン(大統領府)近くで第2次大戦の戦死者をまつった「無名戦士の墓」に献花した。拘束された人はいなかった。