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共同通信
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広島市を訪れている非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のメリッサ・パーク事務局長(57)は20日午後、核廃絶に取り組む若者らの案内で同市の平和記念公園を見学した。解説を受けながら慰霊碑などを一つ一つ丁寧に見て回った後、次の訪問先の長崎に向かって出発した。
案内したのは「核政策を知りたい広島若者有権者の会」(カクワカ広島)のメンバーら。原爆ドームでは建設の歴史などについて英語で説明し、パーク氏はうなずきながら耳を傾けていた。
公園内の韓国人原爆犠牲者慰霊碑や、身元不明や引き取り手のない約7万人とされる遺骨を安置する原爆供養塔を訪れ、黙とうした。