Published by
共同通信
共同通信
任期満了に伴う大津市長選は21日投開票され、無所属現職の佐藤健司氏(50)が、無所属新人の元県議成田政隆氏(49)との一騎打ちを制し、再選を果たした。投票率は36.61%で、前回選を3.16ポイント下回った。
選挙戦では子育て支援策を中心に論戦が交わされた。佐藤氏は1期4年の実績をアピールし、活力あるまちづくりのため市政をさらに前に進めると強調。自民、公明両党の地元支部が支援した。
成田氏は立憲民主、国民民主、社民各党の支援を受けて「子どもを真ん中に置いたまちづくり」を主張。自民が派閥の政治資金パーティー裏金問題で揺れる中「クリーンでしがらみのない政治を」と呼びかけたが、支持の広がりを欠いた。