34歳新人、最年少町長に

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共同通信
奈良県田原本町長選で初当選を決め、万歳する高江啓史氏(中央)=21日夜

 任期満了に伴う奈良県田原本町長選が21日投開票され、無所属新人の元副町長高江啓史氏(34)が、無所属新人の元町議吉田容工氏(66)を破って初当選した。全国町村会によると、就任すれば町長としては現職最年少となる。31日の就任時は35歳で、現在の最年少は新潟県津南町長の桑原悠氏(37)。投票率は39.87%だった。

 高江氏は愛媛県愛南町出身。松山大を卒業後、法務省勤務などを経て2022年4月から副町長を務めた。

 全国市長会などによると、現職首長の最年少は兵庫県芦屋市長の高島崚輔氏(26)。