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共同通信
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【ナムディン共同】東京電力福島第1原発処理水の海洋放出に伴う中国の日本産水産物の輸入停止を受け、日本貿易振興機構(ジェトロ)は22日、ホタテ加工の代替先として有力視されるベトナム北部ナムディン省で、北海道や宮城県など6都道府県の12社と現地の水産加工会社の商談会を開いた。
これまで日本のホタテを中国に輸出し、殻むき加工した上で米国などの消費地に輸出する仕組みが定着していた。日本政府は新たなルートを確立して企業の中国依存脱却を後押ししたい考えだ。
12社の訪問団はこの日、貝類やエビといった水産物を加工する会社のナムディン省の施設を視察した。