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共同通信
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安倍晋三元首相銃撃事件で、殺人罪などで起訴された山上徹也被告(43)について、裁判官と検察側、弁護側が争点などを絞り込む第2回公判前整理手続きが23日、奈良地裁で開かれ、山上被告が初めて出席した。手続きは非公開で行われ、開始から約50分後に被告を乗せたとみられる車が地裁を出発した。昨年10月の第1回手続きでは証拠開示に関して話し合われたが、今回どのような議論が行われたかは不明。
被告は第1回手続きは欠席した。弁護団によると、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の解散命令請求の時期と重なっていたことから「関連付けて報道され、騒ぎになることを避けたかった」と話していたという。