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共同通信
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【マンチェスター共同】米東部ニューハンプシャー州の検察は22日、バイデン大統領を装い、23日に同州民主党が強行する大統領選に向けた予備選で投票を見送るよう促す自動音声の電話が有権者にかかっているとして、捜査を始めたと発表した。選挙妨害に当たるとしている。AP通信は、生成AI(人工知能)を悪用して音声が作成されたとの見方を報じた。
専門家はAPに対し、大統領選で生成AIが本物そっくりに作る「ディープフェイク」が多用される可能性を指摘。今回の音声の精度は高くないとの見方を示した上で「偽情報流布の兆候が既に複数確認されている」と語った。