Published by
共同通信
共同通信
何者かと共謀し交流サイト(SNS)でカナダ人男性医師らを名乗ってメッセージを送り、2人から現金をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた元大阪府警巡査大谷優璃菜被告(25)は23日、佐賀地裁(岡崎忠之裁判官)の初公判で「間違ってはいません」と起訴内容を認めた。検察側は懲役3年を求刑し、即日結審した。判決は31日。
検察側は冒頭陳述で、昨年7月に国際ロマンス詐欺に遭い70万円をだまし取られた大谷被告が被害金を取り戻す方法があると誘われ、詐欺に加担するようになったと指摘した。
大谷被告は被告人質問で「貯金がなくお金に目がくらんでしまってやめられなかった」と供述した。