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共同通信
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24日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=148円台前半で取引された。
午前10時現在は前日比54銭円安ドル高の1ドル=148円11~12銭。ユーロは22銭円高ユーロ安の1ユーロ=160円76~83銭。
前日の米長期金利が上昇したことを受け、日米の金利差拡大を意識した円売りドル買いが優勢となった。日銀の植田和男総裁が前日、金融政策決定会合後の記者会見で、マイナス金利政策を解除した後も「極めて緩和的な金融環境が当面続く」と述べたことも円安の要因となった。
市場では「仮に日銀がマイナス金利を解除しても日米の金利差は縮小しないとの見方が広がった」(外為ブローカー)との声が聞かれた。