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共同通信
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大阪府や大阪市、地元経済界でつくる大阪観光局の溝畑宏理事長は23日、大阪市で開いた記者会見で、自動車のF1シリーズの誘致に向け、観光やモータースポーツに詳しい有識者が参加する組織を立ち上げ、具体的な検討を進めると明らかにした。「10~20年後を見据えた長期的な計画が必要だ。民間で独立採算が可能な事業スキームをつくる」と強調した。
溝畑氏は、公道で実施するのか、サーキットで開催するかといった課題には「両にらみの段階だ。最終的に絞っていきたい」と述べた。それぞれの場合の費用や収益性を比較する。国内外の企業数社が興味を示しているという。